一昔前 健康アイテムとして万歩計(歩数計)が流行しました。
今も日々の散歩・WALKING にご利用になられているかたも多いのではないでしょうか。
携帯電話・スマートフォンに万歩計の機能がついているものもあるようですね。
自分が歩いた歩数が記録される、すなはち運動量が間接的に推し量れる、それによって得られる充足感が健康維持につながるのであれば有意義といえるでしょう。
車社会・コンピューター社会の現代人は自ら体を動かす機会が少なくなっているのは間違いありません。マラソンや特定のスポーツを定期的に行っているかたは体を動かすことで自然に健康維持に結びついていらっしゃるかもしれません。
小中学生は学校で体育の授業がありますし、部活動や球技大会やマラソンなど身体活動を日々無意識に実践できているでしょう。
大人の場合、事業所などで朝ラジオ体操を皆さんで行っているところ(消防隊の方など)もおありかと思いますが、一方全く運動と呼べる活動をされない方もどうもいらっしゃると感じています。
多くの日本人は‘運動不足’という病気をもっていて、それがメタボリック症候群(高血圧・糖尿病・高脂血症)やロコモティブ症候群の発症に関与しているといえそうです。
最近 活動量計なるものが売られています。
生活上の動作・運動をひっくるめて体を動かす動作を運動強度でランク付けし、その実施時間で運動量を推し量るという一つの物指しです。
<生活活動>
運動強度
1 椅子に座る
2 立ち上がる
3 歩行・20分
4 自転車・15分
5 階段昇降・10分
6 重い荷物を運ぶ・7~8分
<運動>
運動強度
3
軽い筋トレ・20分
バレーボール・20分
4 速歩・15分
ゴルフ・15分
6 軽いジョギング・10分
エアロビクス・10分
8 ランニング・7~8分
水泳・7~8分
運動強度‘3’の活動を1時間行った場合 3エクササイズとなる
1週間あたり 23エクササイズが推奨されるとのこと
あくまで目安ではありますが、日々のご自身の身体活動量をチェックしてみてはいかがでしょうか。
|